ルートラボが2020年3月末で終了することが決まりました。
それ以降は一切ルートラボで作ったルートが見れなくなります。
そこでせっかく作ったルートを今後も活用していくためには、
ルートラボから他サービスへの移行作業をしなくてはいけません。
(もうルートなんか見る必要ないゼ という人は関係ありません)
ルートラボのファイル
ルートラボで作成したルートは、KMLファイル、GPXファイル、TCXファイル
の3種類でエクスポートすることができます。
各ファイルの説明は・・・
GPX
GARMIN社が提唱する汎用のGPSデータ交換フォーマットで、拡張子は .gpx です。ウェイポイント・ルート・トラックすべての情報を含むことが可能です。最近のGARMIN製GPSデバイスではUSBマスストレージ経由で直接GPXファイル取り出すことができます。またスマートフォンのGPSロガーアプリでもこの形式でエクスポートできるものが増えています。
KML/KMZ
Google Earthで直接表示できる地理情報データフォーマットです。Ver.3.90以降で読み込みに対応しました。ただしすべてのKMLファイルが読み込めるわけではありません。今のところMy Tracks、地図ロイド、ルートラボ、gpsPhotoTagger、Googleマップのタイムラインから出力されるKMLで読み込めることを確認しています。 Googleマップのタイムラインから出力されるKMLは非常に特異なフォーマットのため、完全には対応していません。トラックログには開始時間と終了時間しか記録されていないため、中間の経過時間は距離と平均速度から均等に割り当てています。したがって途中の経過時間は正確ではありません。 Googleの仕様変更により、Googleマップのタイムラインから出力されるKMLは時刻が取得できなくなりました。この場合、現在時刻で代用されます。あまりにも変更が多すぎるため、今後の対応は行いません。TCX
GARMIN社のForeAthleteやEdgeシリーズなど、アスリート向けGPSに添付されているTraining Centerが出力するファイルフォーマットです。
移行先は、STRAVAやRide With GPSがいいと思います。
ルートラボから一括ダウンロード
ルートラボで作成したルートを一括でダウンロードすることができます。
「ルートデータの一括ダウンロード」を押すとダウンロードされます。
拡張子は「GPX」になります。
ファイル名がこのようになり、どのルートなのかわかりません。。。。
でも、テキストとしてファイルを開いてみると
このようにどのルートなのかルートラボで作成時につけた名前がわかります。
STRAVAへの移行方法
STRAVAへの移行方法です。
STRAVAでは、ルートビルダーでルートを作成することができます。
ファイルのインポートは、アクティビティへのインポートになります。
ファイルを選んでアップロードします。
ルートラボで作成したファイルをアップロードしようとするとこのようになります。
Stravaにファイルをあげられる場所はアクティビティ(実際に走った記録)だけで、実際の時間の情報がついているファイルしかアップロードできないのです。ルートラボなどで作ったGPXファイルはタイムスタンプが付いていないので、そのままアップロードするとエラーになります。
そこで、このエラーを回避するために
Add Time Stamps to GPX Files | Strava というサイトでタイムスタンプを付けます。
タイムスタンプを付与したファイルを再度STRAVAにアップロードすると
アクティビティとして保存できます。
(結構面倒くさいです。)
なので、STRAVAよりもオススメなのが、
Ride With GPS
英語ですが、慣れれば使いやすいです。
アカウントの作成から基本的な使い方はコチラのブログが参考になりますので、まずはアカウント作成をしておいてください。※無料プランでOKです。
Ride With GPSへの移行方法
アカウントを作成してサインインした状態です。
「Upload」を選択します。
「Select files」を選択して、アップロードするファイルを選択します。
複数ファイルのアップロードが可能です。一気にアップロードできちゃいます。
「Routes」を押すと、アップロードしたルートが表示されます。
Ride With GPSは慣れると楽チンです。
作成したルートの逆向きのルートが引ける「Reverse route」。
時計回りのルートを反時計回りにしたいときなど便利です。
あとは、片道だけ引いて、帰りの往路も引ける「Out and back」も便利な機能です。
以上がルートラボで作成したルートの移行方法でした。